摂食障害
特に、過食症の「過食嘔吐を伴うタイプ
には治療効果の実績が全世界で認められています。また拒食症については「拒食の要素の治療」に対人関係療法を組み合わせてかなりの効果をあげることができています。
(ただし、拒食症については、患者さんの体力と生命を考えBMIが15未満の患者さんには対人関係療法を行っておりません。15以上になってからご相談ください)
IPTは他の治療法と違って、“体重を量る・体重管理・食事指導など苦痛となること”はせず、症状を維持させているメカニズムに注目します。
患者さんが身近な人との対人関係の質を上げ、少しづつ自尊心を高めていき、「大変だけど自分でいろいろコントロールできている」という感覚を持てることを目指す治療法です。
(参考図書:水島広子著「拒食症・過食症を対人関係療法で治す」)
PTSD(心的外傷後ストレス障害)/(複雑性PTSD)トラウマ/トラウマ関連障害
IPTでは、再び、自分自身や周りの人たち、また、世界とのつながりを見いだし、コントロール感覚を取り戻していく作業をお手伝いします。
IPTは、近ごろ流行の曝露療法のエクスポージャー法・EMDRなどとは違い、過去の辛い体験を思い出し、訓練をして乗り越えるような厳しい治療ではありません。これらは患者さんにかなりの負担がかかります。
IPTは、いま現在のPTSDによる対人関係の問題に着目し、対人過敏や対人関係の欠如などに点を当て、一緒に安心できる状況を見つけ広げていく治療法です。
(参考図書:水島広子著「対人関係療法でなおす トラウマ・PTSD」)
その他
- 社交不安障害
- 社交不安障害 持続性抑うつ障害(気分変調症・気分変調性障害)
- 双極性障害(双極性感情障害、躁うつ病)で現在激しいそう状態でない状態
- うつ病:薬物使用困難な(産褥期、妊娠時)うつ病 適応障害 思春期危機(思春期の様々なうつ、親子間の問題など)
- うつ病に罹って夫婦・パートナー関係が更に影響している場合
☆注意:全員の患者様に、対人関係療法が合う・治療適応、となるとは限りません。治療適応でない場合は、予備診察・初診の時点、もしくは第0回目の施行後に説明させて頂き、別な治療法のご案内等をいたします。
非定型発達をお持ちの方の場合は、適応外なることが非常に多いのであらかじめご承知おきください。
アメリカでは非定型発達の方々は対人関係療法適応外になっています。
完全予約制 044-738-1120
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